日本で観測された過去最大級の雹。あの形状のメカニズムとは?あられとの違い知ってる?
つい先日、東京の三鷹でひょうが大量に降り注いで大雪が降った後みたいになっていましたが、その原因は積乱雲の動きにあるみたいですね。
本来、雹というのは通り雨的な感じでぽつぽつと降って去っていくものらしいのですが、
当時の関東地方では南や東から風が吹いていて積乱雲がなかなか動かなかったらしいのです。
そのせいであんなに降り積もってしまったんですね~。
この夏は異常気象が多いイメージですがどうなんでしょうか。
去年もなんか異常気象だとか言っていた気がするからもうこれが普通なのかもしれませんね。
困ったもんだ(; ̄д ̄)
三鷹の件もそうですが、関東の都心に降り積もるとどうなるか。
雹によって水の行き場がなくなってしまい、
大洪水を引き起こします。
東京の住宅地なんて家が密集していますから、ただでさえ水の逃げ場が少ないのにそれを雹がふさいでしまうわけですね。
これが初夏の景色とは思えませんよね~。
雹は大きいものだとテニスボールくらいのものになる。
雹って大きいものになると大体テニスボールくらいの大きさになるんだそうです。
そんなものが上から降ってくるなんて、
考えただけでゾっとしますよね。
アメリカの方ではかなりの大きさの雹が降りまくったらしく、
色々な物が雹によって破壊されるという状況が起きているようです。
この動画を見てもわかりますが、色々と壊れて吹き飛んでいますね。。
こんな大きさの氷の塊が降ってきたらどうしたらいいんだ!ってなりますよね。
とにかく、屋根の丈夫な建物の中に避難するしかありません。
トタン屋根とか、一瞬で破壊されますので気をつけましょうね。
自然の脅威ですよね・・・・
大きいものでもテニスボールか、ゴルフボール程の雹が降ってきていますが、
なんと世界最大級の雹は日本で観測されたらしいのです!
1917年の埼玉県で観測されたのが最大らしく、
大きさはかぼちゃほどだったらしいです。
そして重さはなんと3.4kg!
人に当たったら・・・
残念ながら当時の画像は残っていませんでしたので
大きなかぼちゃの画像で許してください( ̄∀ ̄)
雹のあの独特なデコボコした形状ができるメカニズムとは?
雹って表面がデコボコしていますよね。
あれってどうしてあんな形になっているかわかりますか?
雹は雪の結晶が雲の中を何度も行き来することで大きくなっていっているんだそうです。
その大きくなる過程で、
他の雪の塊がボンボンボンボンくっついていくことによって、
あの独特な歪んだ形になるんだそうですよ。
雹の断面を見るとわかりますが、
まるで木の年輪みたいになっていますよね。
たくさんの雪の結晶が合体してできたのが雹なんですね!
雹はこうして大きくなった雪の塊で、5mm以上の大きさのものを指します。
よく間違えられるあられとは、反対に5mm以下の大きさのものを指します。
そして普通の雪は、ただの雪の結晶というわけです。
雹は雪の親玉。
たとえ小さくても表面はゴツゴツしているので、
降ってきたら要注意です!!